土曜日, 1月 21, 2006

スタンダード曲(15)

April In Paris

4月のパリ。オータム・イン・ニューヨークと同じ作者。

 世界的に有名な美術館の、また絵画の集約。一日に一つだけの美術館に行き、名画と共に暮らしたい。オルセー、ルーブル、オランジェリー。そんな贅沢に時間をつかってみたいな。

  そして、文明と河。パリにはセーヌ河。サックスを吹く辻音楽師。ジャズマンもニューヨークを離れ、フランスに移り住んだ人も多い。デクスター・ゴードン が演じた映画もそんな題材だった。ロビン・ウイリアムズの「レナードの朝」にも患者役でちらっと出ていた。みんな、この豪快にならすサックス・プレーヤー のこと知らないのだろうな? と映画館で一人考えた。

 サド・ジョーンズというトランペッターがいる。ブルーノート盤でこの曲を吹いている。バックには堅実なマックス・ローチ。この頃は絶好調。後ろで叩けば、名盤に仕上がっている。ジャケットも傑作。

 このサド・ジョーンズには、ハンクとエルビンという個性的な兄弟もいる。こうした人たちを産んで、育てた母親というのは、もっと感謝されても良いと思うけど。本人以外に表彰される機会ってあまりないしね。でも覚えておこう。

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