日陰者ヂュード
イギリスのトーマス・ハーディという小説家の作品です。
主人公はただ勉強したくて、頑なまでの向上心があり、でも生き方がぶざまで、失敗を繰り返しという内容です。頑張りたい気にもなりますが、一人の人間の無力さを痛切に感じます。
映画化もされました。タイタニックの女の人が出ています。素晴らしい出来ですが、この英国人の文章には何倍もの力があります。
一日の労働を終えた後では疲れがひどくて、徹底的な勉強に必要な批判的注意を持続できないことがよくあった。(大沢 衛訳)
なんか、ふらふら酒なんか飲んでいないで、頑張りたくなりますね。
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